結構前の話だけど反省も込めて。
失敗した話その1
経緯
新しいおもちゃほしい。
情報共有の問題を解決。とまではいかなくともマシにはしたかった。
一つの案件に対して複数のグループ(ソフト屋さんやら機械屋さんやら)で対応しておりますが。 グループ内ではそれなりに情報が共有されるけどグループ間となるとさっぱり。 設計の変更はもちろん酷いときは動作仕様もいつの間にか変わってたりする。 悪意があって隠しているわけではなくいちいち伝える必要が無いと考えている模様。
言って改善されるというものでもなさそうなので チャットツール導入してそこでのやり取りが増えればその分は可視化されるのでましになるだろう、と。
選んだツール。
Rocket.Chat。
流行ってるしSlack使いたいなーと思ったけど社外のサービスになるから申請とか必要でめんどくさい。 目的が「情報共有」だけでは申請理由として弱いし。 社内でなんかできるのないかなーと探すとRocket.Chatというのが良さそう。
自PCにDocker入れて必要なコンテナ引っ張ってくれば良い、と。 Window7でもちょいと手間は増えるけど問題なし。 Dockerとか触ってみたかったし丁度いいですねー。 MongoDBも使う、と。いわゆるNoSQLとかいうの触ってみたかったし(ry。 たいして時間かからずサクサクっとできた。うーん便利。
使ってみて
まずは使ってくれそうな数名に声をかけて試してみた。 ログが追える、必要なときに資料投げ込めると使い勝手よし。 場面によっては直接面合わせてやり取りするより効果的かも。
駄目だったよ
効果ありそうだし他の人にも広めよう。 というとこで管理職に嗅ぎつけられた。結果、使ってないサーバあるのでそれ使って良いよとなりました。やったぜ。 良い管理職デスネー。 ついでにメンバー全員にチャットツール導入してみたので使ってネ!と連絡。
と、ここまでは良かったのだけど。 まずサーバがボロい。 1日で落ちる。エラー見るとメモリ不足のせいのようだったので不要なの止めたりしたけどそれでも3日で落ちる。 立ち上がりも遅い。5分以上かかる。だるい。
そして利用者が増えたかというとそうでもなく。 まあ連絡の仕方が悪かった。いきなり使ってねと言っただけではね…。 んで管理職参入を機に使ってた人も居なくなったんですよ。 とても不思議。ナンデダロ?
利用者おらず管理もめんどい。 私のモチベーションと共に消滅しましたよと。
反省点
- どんなものか、どう使えるか、どう使いたいかをちゃんと説明しよう
これ使ってーといきなりわけのわからんもん投げられても使う人少ないですわなー。 - まともな道具を使おう
数日に1回10分程度でも意外とモチベーション下がる。めんどい。
その2
経緯
情報共有の問題は悪化していた。もうどうにでもな~れ。
取引先で情報収集・実験するために何人か長期出張に行くことになったけど、
その人達とのやり取りがままならない。
これはチャンスでは?ボブは訝しんだ
外部との情報共有。これはSlack導入の名目になる。
※メール投げても返ってこねえみたいな状況(それくらい忙しいらしい)なのでSlack導入したとこでどうなるもんでもない
実際に問題が改善するかどうかはさておき。問題点および改善する手段として適切(たぶん)。後はそれっぽい資料をでっち上げれば作成すれば許可でるんじゃね?と思った。目的や使い方がはっきりしており自分でメンテなどする必要もなし(簡単な説明書くらいは作る必要はあるし、導入したらしたでなんか色々出てくるかもしれないけど)とその1の反省点も踏まえてよい感じ。
上司も参加してる打ち合わせで適当に話題を誘導、出張組と情報共有の問題があると上司が発言したところで
Slackを導入すれば…
・問題解決の一助になる
・費用は機能制限はかかるが無料プランがある
・セキュリティはISOのほにゃららを取得している
・日系大手の使用実績あり
とダイマ。どうなるかなー。
やっぱり駄目だったよ
上司殿曰く
「自分で調べて判断する」
あーこれ駄目なやつですね。
念の為翌日聞いてみると
「調べた結果セキュリティに難あるので不許可」
ですって。諦めた。
反省点
・話す相手は選ぼう
この上司「新しいツールをどんどん導入しよう」とか言ってたんですがねー。
その1の管理職に話してれば違った結果だったかも。
振り返ってみて
こうやって書き出してみるともっと良いやりようがいくらでもあったように思う。立ち回り下手やなあ…。